マラウイ共和国の災害 最新情報

マラウイからの最新情報、支援者の皆様からの寛大なご寄付の状況や、現地で行われている救援活動についてお知らせします。

熱帯性サイクロン「フレディ」はまだモザンビーク上空で活動が見られますが、熱帯低気圧に変化しました。雨はあがってきていますが、山からの洪水が依然として深刻です。人命や財産への被害は計り知れません。6人のろう者が亡くなり、34人がいまだ行方不明になっています。支援には、寛大でかつ慎重なアプローチが必要な状況です。必要な救援は、想像もつかないようなレベルであり、多国間での救援活動が必要となっています。私たちはこのろう者のコミュニティに焦点をあてていますが、他の多くの分野でも切実なニーズがあることを忘れてはなりません。

これまでのところ、災害支援のために4,846.58豪ドル(日本円でおよそ42万円)のご寄付をいただきました。そこに食糧緊急基金にすでにあった資金を加え、現地に合計5,897ドル(約51万円)を送金いたしました。皆様の寛大なお気持ちに心から感謝いたします。お陰さまで、食料、水、毛布が行き届くことで命を救うことができ、輸送が可能になることで安全と居場所が確保でき、棺を用意することで故人とその家族を尊重することができます。

マラウイのディレクターであるエルトンはこう綴っています。

「DMIサポーターの皆さんこんにちは。この困難な時期に、私たちを支援してくださる個人、家族などすべての方に、特別な感謝を申し上げます。私たちマラウイ人は毎年洪水に直面していますが、皆さんが私たちを都度支え続けてくれているのだと思うと、とても励まされます。特に今回のサイクロン「フレディ」は、マラウイの人々が食料や避難所など、ほとんどすべてを失ってしまうという、史上最強の大災害でした。継続的なご支援を、どうか、どうかお願いします。食料は毎日必要なので、長期的な支援が必要です。私は、ろう者たちが家族とともにキャンプをしているさまざまな場所にお金を送りました。配達や配布の様子がわかる写真も受け取りました。ヘリコプターで運ばれた食料が、1週間半近く食料がなく立ち往生している場所に届いているのを見ると、とても嬉しくなります。」

この度もご支援に感謝いたします。通常、何度もご寄付をお願いすることはありませんが、今回の事態は例外的なものですので、最新情報をお届けするとともに、皆様の継続的なお祈りとご支援をお願いできましたら幸いです。