ブルンジは、ルワンダ、コンゴ、タンザニアに国境を接する東アフリカの小さな内陸の国です。長らく続く情勢不安、部族紛争、HIV/エイズの蔓延によって、ブルンジは1日1.25米ドル(約143円)という貧困ラインを下回る生活を送っている人が人口の80%以上という世界でも貧困が深刻な国です。また教育もブルンジにおいては深刻な問題で、12%のこどもしか中等教育を受けることができておらず、ろう者の場合はもっと低い割合になることを意味します。
DMIはブルンジに5つの教会を設立し、700人以上の人々が毎週集っています。ろう者が集い礼拝し、神の御言葉を聞くことができることに加えて、教会はろう者の地域生活の中心となっています。11人の宣教師たちが、ろう者のコミュニテイにおいて新しい教会を設立し、神の愛のメッセージを広げるべく働いています。
2013年に、DMIはブルンジのろう者のための小学校を設立し、現在はその定員いっぱいの35名が通っています。国内には他に2つしかろう者の学校がなく、需要は大きく、まだ多くの子どもたちが待機者リストに入っています。
またDMIはブルンジにおいてその他も様々な開発プロジェクトを積極的に取り組んでいます:
- HIV/エイズの啓発活動と研修
- 教育を受けていないろう者への手話トレーニング
- 大工仕事や縫製工房などの経済活動