Deaf Ministries Update 国際ろう者支援会 近況報告
ろう者に福音を
2005年4月
敬愛する支援者の皆様、
私はフィリピンのダバオの海岸附近の椰子の木の下で、静かに熱帯の夜を過ごしていますが、そのことに気のとがめを感じてはいません。
私たちはビコル地域とバコロドで約2週間2つのろう者キャンプを行った後、今日ここに到着しました。メルボルンから来られたジェニー・レイドとニナ・ホウェルがそのキャンプの講師ですばらしい働きをされました。ジェニーはすべての資料を準備し、ろう者のニナはジェニーが教える内容の多くを劇に表現しました。韓国のろうの伝道師たち2人も一緒だったので私はオーストラリア手話を通訳するために飛び回っていて、バコロドでは少々疲れました。韓国、オーストラリア、そしてフィリピンの手話が飛び交っていました。そういう訳で、私は海岸で夜ゆっくり休息していることに気がとがめてはいないのです。
私たちはダバオでもうひとつのキャンプを行います。現在滞在している海岸で1日終えた後、新築された寮でキャンプを行うことにしています。今までのキャンプには200人以上の参加者があり、バコロドのキャンプでは9人が受洗しました。みんなとても励まされて祝福されました。皆さんがお祈り下さり、これらのキャンプを行うことができるようにして下さったことを心から感謝しています。子供たちにとってこれがどんなに意義あるものであるか皆さんにご想像できないほどです。
卒業式
私たちは今年も卒業式を行いましたが、マリナオの私たちの小さな学校では悪い日を卒業式に選んでしまいました。屋外での卒業式でしたが、1年のこの時期にはここでは起こりえないこと、また今までの私たちの卒業式では一度も起らなかったことなのですが、大変激しい雨に見舞われたのです。すべて美しく準備された演壇の看板の文字もずぶ濡れになり、スピーチも短縮されましたが、とにかく生徒たちは無事卒業致しました。
子豚プロジェクトに応答してくださった皆様に感謝しています。皆様からいただいたご支援ですでに始めています。私たちの最初のキャンプ中に22匹の元気な子豚が生れました。4月の第3週末頃までに3匹の雌豚が出産の予定です。生れる前に子豚を数えるべきではないとは思いますが、この手紙が皆様のお手元に届く頃には、順調であれば多分55匹くらい生れていると予想しています。他の雌豚は少し後に出産予定です。これはビコルでの学校と働きのために大きな収入源となります。
あまり強くお願いしていなかったにもかかわらず、他の多くの方がカラマンシー植樹の支援プロジェクトにも応えてくださいました。これから数週間のうちに植樹するために土地一帯を整備しています。ほんとうにありがとうございました。
バコロドでの私たちの働きは、昨年7月にアルバートと韓国人宣教師である彼の妻キム・ミン・シムが移住してきて以来、急成長しています。3つの新しい教会が開拓され6月初旬には4番目の教会を始めます。
カディスの町では、夏休み終了後新学年が始まる6月に入学するろうの子供たちのため、寮を開設することができました。カディスはバコロド市の北方約2時間のところにあります。バコロドでのキャンプに続き、信仰に基づいた新たな企てとして、この寮の開設を実現することができました。ダバオの寮の働きがとても実りあるものとなっているので、カディスにおいても同様になって欲しいと願っています。
献堂
ろう学校の近くの借家であるその寮を先進国の人々が見ると心臓麻痺で卒倒してしまいそうな状況です。というのは、その寮の屋根はまるで鶏小屋のように穴だらけで、多分私たちの国では人の住む建物としては認可されないようなものだからです。けれども子供たちはとても喜び興奮していて、私たちの訪問と献堂のために一生懸命準備をしていました。けばけばしい緑色のペンキが1階に塗られたいましたが、彼らはそれにとても満足しているので、私はそれに対して何も言わなくて良かったと思っています。寮を管理しているクリスチャンの教師は、地域の子供たちが教育を受けることのできるよう今まで10年間も祈り続けてきたと言われました。
今年は私にとって多くの旅をする年となりそうです。これまでの旅のうち、リルは2度私と同行しましたが、先月私が再びアフリカに行った時は同行できませんでした。今回の訪問目的はウガンダでの国際大会の準備でした。参加を考えておられるならまだたくさんの余裕があります。ぜひそこで皆様にお会いしたいと思っています。70人が参加してくだされば、その参加費で大会にかかる諸経費を補えます。今のところアフリカ以外からは約40人くらいの申込みがあります。もし皆様が行かれなくても、参加する働き人を援助くだされば感謝です。
私はウガンダへの途上エジプトに立ち寄りました。エジプトではソビー・ヤッサと新たにろう宣教に携わる方たちに歓待されてすっかり調子ずけられました。私は感激いっぱいで、そこを離れました。私はエジプト航空に搭乗しなければなりませんでしたが、それはまた別の話です。
そのエジプトの方たちもウガンダ国際大会に参加できるようにと願っています。皆様はアラビアのローレンスのことをご存知だと思いますが、エジプトのネヴィルとはお聞きになったことはないでしょう。ソビーは私にぜひラクダに乗るようにと勧めました。私はとても怖かったのですが、ピラミッド周辺を2時間ほど乗ったころにはその恐れは身体的苦痛に変わりました。もう二度と歩けないのではないかと思ったほどです。良い経験ではありましたが、もしあなたが同じことをされる場合は短距離ルートをお勧めします。
ウガンダでのバイブルスクールは、ルワンダから2人、ブルンディから2人、ケニアから2人、タンザニアから2人の学生が集い、活気づいています。コンゴからの3人はビザの認可を待っているところだと思います。その他の学生たちは地元ウガンダのろう者たちです。学校開始当初はいくつかの大変な事がありましたが、その後事態はとても順調に進んでいると言えます。アフリカ系アメリカ人であるアメリカの宣教師が多くのことで助けとなり、私たちに皆に大きな祝福となっています。彼女はその学校で不足していた管理能力にとても優れています。彼女の名前はグロリアですが、ケニアでの働きをしているフィリピン人のグロリアと混同しないでください。
過去数年間ブルンディでの宣教活動をしていましたが、私は今回の旅までそこを訪問することができませんでした。すばらしい6人の伝道師グループは首都ブジュムブラにある主要教会とブルンディの他の地域での伝道の働きをしています。地元のろう学校での子供たちへの伝道と同時に、若い女性たちの自立支援プロジェクトである縫製プロジェクトの働きもしています。
皆様のDMIの拡大している働きに対して変わらないご支援とお祈りを心より感謝しています。神様の豊かな祝福が皆様の上にありますように。
ネヴィル リル 家族